2024年10月3日更新
前回のブログ「終わりが見えてきたウクライナ特別軍事作成①~③」に引き続きロシアネタをお届けします。
ロシアという国の評価が低いのは確かです。日本人にとっては今までの旧ソ連の行いが、そう思わせるのでしょう。
ところが、本当のロシアは違います。旧ソ連からロシアへ移行してからのロシアが行っている内政・外交を調べれ分かることなのです。
ハザールマフィアに侵略され暗黒となったソ連時代を経て、ロシアは世界でただ一つのハザールマフィアに支配されていない国となったのです。
それでは、世界最強と言える諜報機関の情報取得能力の高さと軍事力について検証してみましょう。
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シリアで公開されたロシアの軍事力
世界で唯一、ハザールマフィアの支配から逃れ独立したロシアを支えたのは、諜報活動と軍事力です。
何故にGDPが英国・フランスにも劣るロシアが世界で一番高性能な武器を基にして軍事力を高めたかが不思議でなりません。
ロシアの軍事力を世界が認識したのはシリア紛争です。シリア紛争とは、アラブの春を契機とし40年に渡り続いたシリアの独裁者であるアサド大統領に対して民主化を訴える運動が起きて弾圧したことによりシリア内戦が始まったと報道されていました。
しかし実態はCIAとモサドによる工作活動で中東における石油や天然ガス資源に対する飽くなき利権の追求にからんで、安定した政権を潰して、米国に都合のよい傀儡政権を樹立しようとしたネオコンの政策であったと言われています。そしてCIAとモサドに支援を受けた偽装のテロ組織ISISがシリア国内で勢力を増してシリア政府は衰退していた時期でした。
ロシアは正式にシリア政府からの要請を受けて、シリア国内で活動していたISISの撲滅に協力します。シリア政府から要請を受けたわけでもない西側が勝手に組織した有志連合みたく国際法違反である領土侵犯、内政干渉したわけではありません。
この時に驚異のロシア軍事力が示されます。テレビ報道では余り映し出されることはありませんでしたが、ネット上で公開された軍事動画は評判になっていました。超音速で飛行する戦闘機、正確に標的を被弾する超音速誘導ミサイル等を使用してあっという間にISISを撲滅してしまいます。
秘密にしておきたいはずの軍事技術を公開してしまったロシアには、何らかの意図があったはずです。
そして世界は、その軍事力の凄さに驚愕したのです。
ロシアの諜報機関と高性能な兵器の凄さ
現在、世界ではロシアの兵器は高性能で優秀であることが評判になっています。これはシリア紛争時と今回のウクライナ特別軍事作戦で証明されたからです。
特に軍防空システムは、イラン、インドが興味を持って自国防衛システムへ取り込む交渉をしています。ロシアの軍防空システムは「S-300とS-400」がありますが、最新は S-500で一部ロシアで運用されています。
「S-300とS-400」の性能は、次のとおりです。
ロシアは、前線から100~200キロ以上離れている空軍海軍基地、弾薬庫、作戦軍司令部、インフラ施設の上空を守るために、主に航空宇宙軍の新型の「S-400」(射程60キロ)および「S-300」(同30キロ)の長距離防空ミサイルシステムを配備している。
「S-400」の性能は、従来のS-300シリーズを凌駕し、またアメリカ合衆国のパトリオットミサイルに比べ少なくとも二倍の有効射程を誇るとも言われている。 ロシアの資料によれば、S-400は400km先の六つの目標に対する同時処理能力を有しているとされる。 さらには高次元の対ステルス戦能力も備えているとされる。
これ以外、各種ミサイルや戦闘機等の高性能な兵器は、他国兵器の性能を大幅に上回っていることはシリア紛争、ウクライナ特別軍事作戦での戦闘動画を見れば一目瞭然だと思います。ところが現在はこの戦闘動画は消されいます。多分、多くの人に伝わり認識されることを嫌う人達がいて、検閲ですぐに消されているのでしょう。
各兵器で共通するのは超音速で正確性が高いと言うことです。例を上げるとすると極超音速巡航ミサイルでの攻撃は、ウクライナ国内に置くNATO司令部の攻撃で成果を上げています。
NATO軍人とっては、ロシア諜報機関により司令部の正確な位置を特定され誘導ミサイルが発射される。NATO司令部は誘導ミサイルをレーダーで感知したとしても、逃げる時間も無いほどの極超音速誘導ミサイルが飛んでくるので恐怖でしかないはずです。
ただし、私が一番驚くのはロシア諜報機関の有能さです。
ロシア諜報機関の有能さを示す事件、それは2016年7月15日トルコで起きたクーデター未遂事件です。ロシアに近づき過ぎたエルドアン政権を転覆するために、アメリカ主導で行われた陰謀と言われていますが、ロシア諜報機関による活躍でクーデターは失敗に終わりました。
以下、ロシア政府内に流布されたロシア連邦安全保障会議の報告書の内容です。
7月15日にエルドアン大統領がCIA主導のクーデター勢力に対抗するためにイスタンブールに向かって飛行していた際、ロシアのSu24爆撃機を墜落させたのと同じ二人のパイロットがエルドアン大統領専用機を破壊しようと空対空ミサイルで連続追跡していた。
しかしエルドアン専用機に殺害目的でミサイルの標的を合わせていた二人のCIAパイロットに対し、オバマ政権の管理者らからその任務を「即座に中止」させ、インジルリク空軍基地に戻るように命令が下された。
CIA主導のクーデターを援護していた全航空機に対しCIAが着陸命令を下した理由は、度肝を抜くものであった。
つまりプーチン大統領がロシア国防省のクメイミム空軍基地に配置されているS-500プロメティ防空システムを即座にアクティブにさせ、それにより120秒以内にトルコ、シリア、イラク上空の「敵対的な」航空機すべてを墜落させ、さらにレヴァント地域上空の低周回軌道(LEO)内のアメリカ・NATOに属する軍事衛星を一つ残さず破壊するという「脅迫(公約)」をしたことが、CIAによる攻撃停止命令の理由だったというのである。
他国クーデター情報を正確にキャッチし分析、その情報は直ぐに国のトップへ伝えられ、即座に対応策を実施するには、諜報機関の情報に信頼性がないとできないことです。ロシアはその体制ができているのです。
アメリカにはNSA(国家安全保障局)が国防省の情報機関でNSAはシギントと呼ばれる電子機器を使った情報収集活動とその分析、集積、報告を担当していますが、ロシアにも同様な組織が存在し世界に情報網を張り巡らせてていることになります。NSAは年間予算が108億ドルです。ロシアではどの程度の予算で、またどのような電子機器を駆使して情報収集を図っているのか謎が深まるばかりです。
まとめ:ロシアが軍事技術を公開した理由は
ロシアがこの時期に軍事技術を公開した理由は、ハザールマフィアが裏で情報操作をして世界的に推進してきたNWOへの警告ではないかと思われます。
ハザールマフィアが推進していたNWOは、最後に第三次世界大戦が勃発、その戦争は核戦争に発展し世界が崩壊した後に世界統一政府を設立する計画でした。実際に2016年アメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントンが大統領となりロシアと核戦争を起こすというシナリオがありましたが、トランプ大統領が当選し、その計画は頓挫したのです。
アメリカとNATOによる意図的なロシアとの緊張関係は、このシナリオへの布陣であって、アメリカとNATOの挑発や単純なミステークでロシアとの紛争に発展する可能性があったのです。
そこで、ロシアがこの時期に軍事技術を公開し、ロシアの軍事力は、通常兵器も核兵器も、今すぐ戦う用意ができていて、アメリカとNATOに対して対等以上であると示すことで、安易にロシアとの戦争に踏み切らすこと防止したのではと思われます。
そのことを、シリア紛争と今回のウクライナ特別軍事作戦で意図的にロシアの強力な軍事力を公開することで、ロシアは報復する明確な意志と軍事力を持っていることを示し。だから安易な挑発で引き起こされるロシア軍あるいは国土への、いかなる米/NATOの核攻撃も、自動的に、アメリカ大陸への、ロシアの報復核攻撃につなが何百万人のアメリカ人の死と国土の破壊をもたらす危険があることを認識させたかったのではないでしょうか。
最後に経済・技術的にも劣るはずのロシアが世界で一番高性能な武器を基にして軍事力を高めたのかの疑問が解決できません。
確かにロシアの軍事産業は、プーチン大統領が新興財閥オルガルヒを粛清した時期から国内企業の育成から始まり兵器の近代化と生産性を高める努力が始められました。それに引き換えて、特にアメリカでは民間軍事産業が利益重視すること、つまり性能や生産性よりも戦争ビジネスでどれだけ利益を得るかを優先したためにロシアと比較すると優位性を失ったと言われていますが、それだけでは説明できないことがあります。
それは戦闘動画を見た方は分かると思います。ロシアの戦闘機に使われている技術には重力を制御する技術が見られからです。この高度な技術はどこから転用したのかが不明のままです。
一説によると高度な宇宙人からの支援を受けているなどの陰謀論もささやかれいます。
そのくらいロシアの軍事力が世界の中で、飛び抜けた存在になっているのです。
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