昔の野菜とは

EM技術

2023年9月21日更新

私が子供の頃は、家が農家であったので野菜は当然、自家生産で化学肥料や農薬を使用していませんでした。

だから昔の野菜の味を知っていて、今の野菜との味の差を感じていました。

そして、自分が有機栽培に関わりその答えが分かりました。

今回は、その答えを皆様にお伝えします。

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今の野菜は美味しくない

私は古い人間です。昭和31年生まれで家が農家であったせいで昔の野菜の味も知っています。

完熟のトマトを味や旬の取れたて野菜の味です。親に3・4歳でものもよくわからない時期にお前は畑で一番熟した大きなトマトをもいできたと言われ、子供心にも美味しいもの見分けることはできたという証明でしょうか?

その私が親になり子供たちに野菜を食べなさい健康にいいからと素直に言えないのです。
妻は子供に毎日のように同様なことを言いつづけていましたが自分は何かそのような気がしませんでした。何故かと言うと今の野菜は美味しくないからで、見た目は同じ野菜でも昔に食べた野菜の味ではないのからでした。

そして自分が有機野菜を栽培することになり、その疑問がとけなのです。今の野菜はやはり美味しくないのです。原因の一つは野菜の規格化でもう一つは化学肥料の使用が上げられます。

野菜の規格化は、大手流通業者の要望が優先された結果で特にトマトは完熟トマトは輸送時に割れて商品にならない等の流通中での問題解決のための方便ではないでしょうか。農家は青いトマトを収穫して販売業者へ納品、小売店舗は倉庫で赤くなるまで置いてから店頭に並べます。

化学肥料の使用は、どうしても窒素過多の野菜が出来上がり苦味のある野菜になってしまいます。

子供の感性は間違いはない

私の勤めていた農園では役場の行事で都会の親子が見学に来ることがあり、私が親子に有機栽培等を説明していました。

子供達は、ピーマンが嫌いが多いということもあり有機栽培でのピーマンの味と市販のピーマンとの違いを強調していました。方法としてはハウス内のピーマンをもぎ取り生でかぶりついて有機栽培だから生で食べても安全だし苦くもなく美味しいですよと言うと子供達はウソだ信じないと言います。

そこでなら食べて確認してみなと声をかけると最初は誰も食べようとしませんが、1人が食べて本当だ苦くなくて美味しい言うと全ての子供達はピーマンをもぎ取り食べ始めます。

子供達は、まだ世の中の常識ではなく自分の感性に従い素直な行動を取るのです。親達は「ピーマンは生で食べない」とか「ピーマンは苦い」等の常識にとらわれているのか生のピーマンを食べる人は少なく対照的な現象だと思っていました。

子供達は自分の感性に従い「美味しいと野菜」と「美味しくない野菜」を自分の舌で判断できる能力を持っているのです。

牛は食べてはいけない草を食べようとするとアゴに力が入らなくなることで食べてはいけない草を判断しているそうです。

当然、人間も同様な能力をやどしていて、その証明となるのがO-リングテストでないかと思ってます。

人間も動物と同様に、その能力を持っていて子供の頃は素直にその能力を発揮しますが、大人になると常識という洗脳により発揮できなくるのです。

ここでの結論は、食の安全性を確保するのに自分の感性を優先したほうが正解ではないでしょうか。

まとめ:無理をしてまで食べる必要はない

大人は健康番組等を見て知識として野菜をとらなければ健康になれないと思いこんでいますが、子供は素直に美味しくないものは美味しくないと感じてしまうのではないでしょうか?素直なことは良いことです。しかし、素直なせいで野菜嫌いになった子供を持つ親にとっては難問を抱えたことになり子供を脅迫しても野菜を食べさせなくてはならない現実があります。

当然、うちも同様で子供は大きくなるに従い野菜を取らないと不健康になると刷り込まれ嫌でも食べていました。

しかし、考えてみて下さい。窒素過多の野菜は間違いなく健康には良くなく、無理をさせてまで食べさせる必要があるのかないのかをです。

それなら、なるべく有機野菜を食べればいいでは解決しないのです。市場での流通量が極端に低く価格も高い有機野菜はわれわれ庶民にはなかなか手には入らない現実があるからです。

この問題を解決する方策ついて、今後のブログで検証しますので皆様も一緒に考えてみましょう。

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