2023年11月18日更新
生ゴミは「ゴミ」と表記しているので廃棄する物と思われいる方が大部分だと思います。
しかし、EM処理をすれば生ゴミが最高の堆肥又は飼料となります。
今回は、生ゴミが宝物になる事実を説明します。
▼EMについて知りたい所から読む方はこちら▼
自然の力を最大限に活用する
自然の力は環境を浄化しよりよい環境を造りだす仕組みを持っています。その力が働きやすくなるよう人間が手助けをしてやれば現在の常識では考えられない力を示します。と本に書いてありました。
これを体験するには生ゴミ処理が一番手っ取り早いです!!
たとえば、EM技術を利用した生ごみ処理では通常であれば一年以上かかる処理をEMを使うことにより一ヶ月程度で分解することができます。本当か?と疑う方もいますし堆肥の知識がなく驚いてくれない方もいます。 それはうちの妻なのですが・・・
EM生ゴミ処理を体験した結果は
EMを知り早速、EMの実証に取り組み生ゴミ処理、ぼかし造り、活性液造り等に挑戦しました。最初はテキストに書いてあるとおりに実践したのですが、どれが成功でどれが失敗かがわからなく半信半疑の状態でしたが、生ゴミ処理は明確な結果がでました。
通常の堆肥造りでは考えられないことを体験でき、それからは応用の世界へ・・・ いろいろなことを実践してみました。
通常の堆肥作りとEM生ゴミ堆肥との違いは
ここで通常の堆肥造りについて説明します。
通常の堆肥造りでは腐敗菌を使い腐敗させ土に戻します。そのため時間はかかるし腐敗臭はするし、腐敗菌自体は空気がないと働かないため切返し等の手間隙がかかり重労働なんです。
腐敗菌を利用して堆肥を作るということは腐敗菌に生ゴミを酸化させているので、生ゴミを燃やしていることと同じでそのために腐敗した堆肥には栄養素が残らず、熱は発生するし二酸化炭素は発生するし悪臭はするし、今で言う環境汚染を行っていると同じなのです。
それに対して、EM生ゴミ堆肥ではまずEMボカシを添加して生ゴミを発酵させてから土中に埋めて1周間で土に戻ります。
理屈で説明すればEM自体は堆肥化する力はなく発酵させる役割で高分子化の生ゴミが低分子化されることにより分解されやすくなり土壌へ埋めてから土壌菌の働きで分解され土に戻ります。この際に低分子状態である生ゴミは酸化する前に土壌菌が分解するため生ゴミの栄養価もエネルギーもそのまま残るため無駄がありませんし酸化状態を経過しないので悪臭等も発生しないのです。
そしてその効果が絶大で作物の生育促進を図り酸化してないので家畜・家禽のエサとしても利用可能です。
生ゴミが宝物に
そしてEMで生ゴミを処理するようになってからは家庭からでる生ゴミはなくなりました。畑を持っていることもあり生ゴミ以外の有機物(草刈した草等)も全てEM処理して畑へということになり、それ以来は生ゴミを見ると勿体無いと思うようになってしまったのです。
EM生ゴミ堆肥の効果は、家庭菜園で実施すればすぐに体感できます。特に土壌改良効果は最速で、土壌
改良が進めば作物の生産量に表れます。そして堆肥としての利用だけでなく動物は発酵食材を好むので家畜・家禽のエサとしても利用できます。
まとめ:地方自治体の生ゴミ処理は環境問題ではなく利権問題では
地方自治体ではゴミ問題の解決に向けて多額の予算が使われています。
その中でも生ゴミ処理は「堆肥化(腐敗菌利用)しているが悪臭問題が発生している」とか「堆肥の利用先が見つからない」とか「焼却するので燃料費がかかる」等の問題を抱えています。
EM生ゴミの処理技術を活用することで、環境汚染もなく重労働をしなくても簡単に堆肥化することが可能なのに多くの地方自治体では多額の予算をかけ手間隙をかけて生ゴミを処理している実態を知れば知るほど生ゴミ処理も地方政治の闇と言われる利権の問題が働いているのかと思ってしまいます。
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