2023年8月3日更新
EMを知って微生物の世界を体験することで、今までの常識とは違う世界を知ることが出来ました。
皆様も同様な体験をして微生物の世界を知ってもらいたいと思ってます。
それでは、早速に説明させていただきます。
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微生物の世界が生物の根源です
皆さんは微生物と言えば何を思いますか。微生物=食中毒又は感染症等と悪いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。私もEMに出会う前はそうでした。なんせ食の世界では菌数を削減することが製造過程での一番の課題なのですから。それでは現実はどうでしょうか。
よく菌汚染と言って悪い意味で使われますが、この世は菌汚染された世界です。土壌には1g当たり100万の微生物が存在し、色々な働きをしています。発酵食品内も相当数の微生物が存在します。
人間では皮膚を守っているのは毛線に存在する微生物で肌1cm2当たり1000以上 、腸内では100兆、人間の細胞は好気性菌と嫌気性菌が共存する形で構成されています。
つまり人間も微生物が造り上げた細胞が構成した物で、この世の中は微生物で出来ていると言ってもいいのではないでしょうか。
良い微生物を増やすことが環境を改善する
EMと出会い、まず最初に畜産マニュアルを読み気づいたことは微生物の世界でも悪い奴と良い奴がいて、たとえば畜舎が悪い奴の微生物が多ければ腐敗や悪臭、そして病気が発生します。良い微生物が占有していれば腐敗や悪臭、病気は発生しなく家畜・家禽は健康に育ちます。
これは土壌も同様です。それなら良い微生物を増やす努力が必要なのです。そのためにEMを上手に利用すればいいのです。
つまり微生物で溢れた世界は変えることは出来ません。一時的に殺菌し無菌状態にしても良い菌はすぐには復活せずに代わりに悪い菌がすぐに復活します。それなら良い微生物の占有率を上げ悪い菌が悪さを出来ないようにすればいいのです。
この原理原則で畜産マニュアルに従い清掃した畜舎にEMを1000㍑の水に1000倍に希釈しばらまきまし
た。実施時期が2月の真冬で-15度だったので畜舎は氷柱が立ち、この後どうなるのか不安で一杯でし
たが、3月に入り不安が解消されました。氷柱で一杯だった畜舎が完全に乾燥状態となっていたのです。
流石にビックリしました。EMを構成している光合成菌が働きだすと光をエネルギーとして熱に変え乾燥状態になると言われていたことが現実に起きていたのです。この現象を証明する事項としてはEM散布後に水道管が破損し水漏れを起こし水たまりが凍った場所はそのままで光合成菌の効果を実感した瞬間でした。
その後に家禽(合鴨)が入荷となり育雛・育成が始まり4・5月は腐敗・悪臭もなく順調に経過、6月をすぎて暖かくなるにしたがい悪臭が発生しだしたので畜舎マニュアルに従いEM散布を定期的に実施し1年目でEMの効果を実感しました。
まとめ:良い菌が占有する環境を作り上げることで問題解決に繋がる
今回は事例として畜舎の悪臭対策でしたが、土壌も同様で土壌内に悪い菌が占有していれば作物は病気なり害虫が発生する傾向になります。つまり考え方は同じで良い菌が占有する環境を整えればいいのです。
そして人間がやることは畜舎・土壌内のEM菌比率を上げることで、こんな簡単なことで今までは手間暇とコストがかかっていた問題が解決するのです。
どうでしたか。あなたもEMを利用して微生物の世界を体験すれば自然界で微生物が果たしている重要な
働きを理解することが出来ます。
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