2023年8月22日更新
EMを知り、EMの利用方法が解かれば悪臭対策などは簡単なことです。
なんせ、EMは悪臭の根本原因を解決するからです。
今回は悪臭対策の事例を中心に説明させていただきます。
▼EMについて知りたい所から読む方はこちら▼
EMでの悪臭対策の事例を紹介します
EMでの悪臭対策は最強です。これは経験上で言えることなので事例を中心に進めていきます。
1ヘクタールの畑に、炭素率の関係で生の牛糞を撒いてみました。流石に匂いは強烈で酪農地帯では田舎香水と言われています。そこにEM活性液を1000倍に希釈してスプリンクラーで撒くと、あら不思議、ほとんど悪臭はしなくなりました。
職場の同僚が家で石油を多量にこぼし清掃したが、臭いが消えないとの相談を受け、EM活性液を100倍に希釈して散布するよう指導しました。次の日に結果を聞いたら完全に石油の臭いが消えたそうです。
同様に新築の公営住宅で石油配管に不備があり石油漏れが起こり、その石油が床下に溜まり清掃したが、今だに臭いが消えなく何とかしてもしいとの依頼が入りました。前回同様にEM活性液を100倍に希釈して数回に分けて散布したら、翌日には匂いは消えたそうです。
ゴム手袋の中に水が入りそのままにしておくと、数日後にそのゴム手袋をはくと手に嫌な臭いがついて石鹸で手洗いしても取れないとの経験をした方がおられると思います。
これはゴム手袋内で酪酸菌が繁殖し産出された酪酸臭で手洗いぐらいで消えない臭いです。
この臭いもEM活性液かEM石鹸で洗えば酪酸臭もすぐに消えます。
介護施設の友人から尿臭のするパンツやオムツを洗濯しても臭いが残る解決方法はないかと相談がありEM活性液を100倍に希釈した混合水に漬けておくと臭いが消える指導しました。
結果は臭いが消えたそうです。
合鴨飼育現場では、当然、悪臭が発生しますが、EM活性液を定期的に散布することで悪臭の発生が抑えられています。
悪臭の根本原因を説明します
悪臭と言っても種類があり、大きく分けると細菌による腐敗臭と化学部質によるもがあります。
細菌性は細菌が繁殖する際に作り出す代謝産物である酪酸と硫化水素が原因で細菌繁殖を止めてしまえばいいだけです。
化学部質由来の臭いは、イオン化しているのが原因なので非イオン化すれば解決します。
EM利用での消臭効果のほとんどがEMを構成する光合成菌の働きで、光合成菌は臭いの基である細菌が腐敗時に作り出す酪酸や硫化水素をエサとしているからです。化学物質由来の臭いは光合成菌が作り出す抗酸化物質が匂いを発してる部質のイオン化現象を止めてしますからです。
根本原因が解決すれば、すぐに悪臭はなくなります。経験上、自信を持って断言できます。
悪臭対策の市販品は危険がいっぱい
市販されている消臭効果のある製品は「消臭剤とオゾン発生器」が代表で、消臭剤は別な匂いで誤魔化している製品がほとんどで根本的解決にはなりませんし化学部質なので健康にも良くないと思います。
オゾン発生器は匂い成分をオゾンで分解するので、確かに臭いは消える効果はありますが、オゾン自体は活性酸素なので危険で人間のいる環境では使用出来ませんし、肉類製品を変質する働きがあり注意が必要でお勧めは出来ません。
臭い対策はEM活性液を希釈して散布すれば、ほとんど解決できる問題なので市販されている消臭商品に頼る必要はありません。なんせ金はかかるし物によっては危険なので対象外です。
まとめ:EM活性液を利用した悪臭対策
最後にEM活性液を利用した悪臭対策をまとめてみました。
是非、参考にして下さい。
①細菌繁殖により有機物腐敗し代謝産物として発生する酪酸と硫化水素による悪臭は、酪酸と硫化水素がEMのエサなので分解してくれる。
②化学部質が発する悪臭はEMが作り出す抗酸化物質が非イオン化させる。
③悪臭度合いよりEM活性液を50~100倍に希釈して悪臭発生している物又は場所に散布又は浸け置きすれば解決する。
④③のEM活性液は、EM1を拡大培養した製品となるため市販品での利用も可能です。市販品は、「EM1500ml」又は「EMW 500ml」で購入して③の方法と同様に処理して下さい。お勧めは掃除・悪臭対策に特化した「EMW」です。
コメント