2023年8月28日更新
現在、ほとんどの野菜は慣行農法で栽培された野菜です。
有機栽培の野菜は市場全体の1%にも満たない状態で消費者には選択の余地がない状況です。
それでは、慣行農法で栽培された野菜の中でもより安全な物を選ぶための情報をお届けします。
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慣行農法で栽培された野菜の問題とは
スーパーの野菜売場では色々な野菜が売られており、ほとんどの野菜が慣行農法で栽培された野菜です。
マスコミ情報は健康のために野菜を摂取しなくてはとか、○○野菜が健康いいとか、私からしたら嘘情報をタレ流しています。
今の野菜の問題は農薬や化学肥料に頼るためにどうしても窒素過多の野菜が出来上がることです。
つまり肥料のやり過ぎで原因です。硝酸態窒素は体に必要な物質ですが、取りすぎる発がん性の物質になったり、糖尿病やアレルギーの原因になると主張する研究者もいます。
また、硝酸態窒素は「ブルーベイビー症候群」という、小さい赤ちゃんに大量に与えてしまうと、窒息状態に陥る危険性があります。
これは硝酸性窒素が、赤血球の活動を阻害するために起こる症状です。日本では化学肥料を多量に使用しますが、雨量が多い気候なので化学肥料は洗い流されるため「ブルーベイビー症候群」等の問題は発生することは滅多にありませんが、流された硝酸態窒素が河川汚染と言う別な問題を発生させています。
有機野菜でも安全とは限らない
それでは有機野菜であれば、窒素過多の野菜にならないのかと言えば、ほとんど有機野菜はそうでしょうが、特別な例もあるので注意が必要となります。
特別な例とはある有機農家の方を見学した際にレタスが栽培されていたのですが、ネットを使用して害虫対策をしていました。有機レタスは職場でも栽培されており、慣行栽培のレタスとは別物であることは経験上わかっていたので試食をお願いし有機資材業者の方と一緒に食べて二人で顔を見合わせしまいました。
舌にピリーとする感覚で窒素過多の野菜の味です。業者の方は窒素計を取り出し計測したとこら、通常のレタスより高い数値を示していました。有機農家であっても未熟な堆肥又は岩石系の肥料を多量に使用していると窒素過多の野菜が生産されてしまうのです。通常の有機農家の方はこのことを当然に知っていますので、これは特別な例と言えます。
まとめ:安全な野菜の見分けた方
それでは一般消費者が窒素過多の野菜を判断するにはどうしたらいいかを説明しますので、一つの判断基準として利用してください。
葉物野菜は色です。ほうれん草、小松菜等で濃い緑の色は窒素過多の可能性が高く、薄い黄緑が正常な葉物野菜の色なのです。道端の雑草を観察して見ればわかります。
次は味です。キュウリの端を食べて苦味を感じた経験がある方は多いと思います。この苦味が硝酸態窒素で有機栽培された野菜はほんのかの甘みを持ち端を食べても苦味は感じません。
以上の色と味だけでの判断基準でも、十分に安全な野菜を選択できます。
是非、活用して下さい。
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